Kanye West が8thアルバム『Ye』の誕生地でもあるワイオミング州の土地を約12億円で売りに出す
購入時の価格に約3億円を上乗せ
安藤忠雄がデザインした家を約63億円で購入したことも記憶に新しいKanye West（カニエ・ウェスト）が、8thアルバム『Ye』の誕生地でもあるアメリカ・ワイオミング州の広大な土地を売りに出しているとの情報が入ってきた
Kanyeとワイオミング州の関係をご存知ない方のために軽く説明すると、2017年頃の彼は都会生活に辟易していたようで、当時の妻 Kim Kardashian（キム・カーダシアン）と共に真剣に移住を検討。その予行練習（？）として、8thアルバム『Ye』はワイオミング州の山岳地域で山籠りして制作され、アートワークも同地域を捉えた壮大な写真を使用（KanyeがiPhoneで撮影したらしい）。すると相当肌に合ったのか、同地でKid Cudi（キッド・カディ）との共作『Kids See Ghosts』、Teyana Taylor（テヤナ・テイラー）の『K.T.S.E.』、Pusha T（プシャ・T）の『Daytona』、Nas（ナズ）の『NASIR』という計5枚ものアルバムを手掛け、最終的に2019年に2つの広大な土地を約800万ドル（約9億円）と約1,450万ドル（約16億4,000万円）で購入したのである。
今回売りに出されたのは約800万ドルで購入した方で、価格は300万ドルを上乗せした1,100万ドル（約12億5,000万円）とのこと。ちなみに、この土地はモンスター級の巨大なトラウトが釣れる淡水湖があることから“Monster Lake Ranch（モンスターの湖の牧場）”という愛称があったが、Kanyeの購入後は“West Lake Ranch”や“Yeezy Campus”と呼ばれるようになったそうだ。確かにKanyeが所有していたという付加価値はあるが、果たして購入者は現れるのだろうか……。
