Kanye West が新たな教育機関 Donda Academy を米カリフォルニアに設立
「NCAA」のバスケットボール男子部門への参入を視野に入れて全米トップクラスの高校生選手数名をスカウト
今年9月に10thアルバム『DONDA』をリリースして以来、何やら周辺が騒がしいKanye West（カニエ・ウェスト）が、アメリカ・カリフォルニア州に新たな教育機関 Donda Academy（ドンダ アカデミー）を設立することが明らかになった。
本プロジェクトについては、先日Kanyeがベルリンを訪問した際にも少し触れられていたが、このたび複数のメディアの報道によってその内容が具体的に判明することに。Donda Academyとは、“信仰と未来のイノベーションが交差する領域を見出す”ための学校であり、教育によって”変化し続ける世界に適応できる人材”を育てることを目標に掲げているという。また、このアカデミーは「NCAA（National Collegiate Athletic Association：全米大学体育協会）」のバスケットボール男子部門に参入することを見込んでおり、既に全米トップクラスの高校生プレーヤー数名の編入が決まっていることが報じられた。その中には『ESPN』のリクルートランキングで上位にランクインするJahki HowardやJalen Hooks、Robert Dillinghamなどの選手の名前が挙げられている。実際にJahkiは、自身の『Instagram』で「Donda Academyに編入するため、カリフォルニアに引っ越すことになりました」と報告した。
興味深いのは、Kanyeが自らスカウトを行っている点。Yeは『Instagram』を通して彼らにDMを送り、「Donda Academyでプレイしないか？」と誘ったようだ。また、同アカデミーのバスケットボールチームのユニフォームは、Kanyeとパートナーシップを結んでいる〈adidas（アディダス）〉から提供されるとのこと。さらに、来年2月にはロサンゼルスの「ステイプルズ・センター」で、LeBron James（レブロン・ジェームズ）の息子が所属するシエラ・キャニオン・スクールとの試合が予定されているという。かなり順当に計画を進めているようだが、Yeがスカウトで忙しいため、未だコーチが決まってない模様……。果たして無事に来年までにチームは始動するのか、今後の展開を見守っていよう。
Donda Academyの詳細については、同校の公式サイトでご確認を。
