イングランド有力紙『The Times』が2020年東京オリンピックの中止を報じる

2032年の開催で調整中とのこと

スポーツ
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昨年3月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から延期決定となった2020年東京オリンピック(名称は継続)。あれから10カ月が過ぎ明日で開催まで半年と迫る中、日本だけでも感染者数が延期決定時と比べて数十倍となっているが、未だに日本政府から再延期および中止のアナウンスはない。そんな中、イングランドの有力紙『The Times(タイムズ)』が東京オリンピックは2032年の開催で動いていると報じた。

報道では、非公式ながら日本政府は中止せざるを得ないと結論付け、既に2024年パリと2028年ロサンゼルスの開催が決まっていることから、11年後の3大会先の開催で決定したとのこと。さらに「誰も最初に開催中止を発言することを望んでいないが、開催が困難であることは総意だ。オリンピックを主催できる可能性を残しながら、国の面子を保つ中止発表の手法を探し出している」という与党幹部の発言も掲載。内容の真偽は定かではないが、世界最古の日刊新聞である『The Times』だけに信憑生は高いだろう。

オリンピックはアスリートファーストの“平和の祭典”としてあったはずだが、今やその影響力の甚大さから経済活性化のドーピングとして招致する国ばかりであり、頑なに延期および中止のアナウンスがないのも、巨額な資金を巡る「IOC(国際オリンピック委員会)」と日本政府との間での責任の擦りつけあいだとされている。各国の情勢と出場選手の心境、そして国民の安全を考えると一刻も早い“公式のアナウンス”が正しいように思えるがはたして。

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