Nike 傘下のブランドが2021年の春節を祝す “Chinese New Year” コレクションを一挙リリース
爆竹や水引、中国の国花であるボタンなどの春節らしいモチーフを取り入れたアイテムが多数ラインナップ
2月12日(現地時間)に控える中華圏の伝統的な祝日である春節(旧正月)を祝し、〈Nike(ナイキ)〉社傘下の3ブランドが“Chinese New Year”コレクションを発表した。どのブランドも爆竹や水引、中国の国花であるボタンやランといった春節らしいモチーフを取り入れたアイテムを多数ラインナップしているので、それぞれ簡単にご紹介したい。
まずはお膝元の〈Nike〉から。Dunk Lowとウィメンズ限定のDunk Low Disruptは爆竹をモチーフに、和紙のような質感の生地を使用し、シューレースは導火線のような意匠が凝らされている。Air Max VeronaとBlazer Mid Rebelは、国花に着想したピンクとホワイトの2色で構成されたかわいらしい見た目で、Kyrie 7、Air Max 2090、SuperRep 2、Blazer Mid ‘77は水引のデザインを取り入れ、シュータンがおみくじを想起させるデザインのものも。さらには、先日ご紹介したスウッシュがジグザグに編まれたBlazer Mid ‘77 Vintageもこのラインアップの中に含まれており、〈Nike〉だけでも10モデル近くが展開される。
〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉は、Air Jordan 35、Air Jordan 5 Low、Jordan Deltaなどを用意しているが、その中でも特に注目すべきはAir Jordan 1 Lowだろう。名作カラー “Bred”のカラーリングかつ古代中国より縁起のよい色とされているレッドとブラックで彩られたこの1足は、シューレースとは別に鈴紐がつき、アッパー随所には2021年の干支である丑のデザインが刺繍されるなど、本コレクションきっての“縁起物”となっている。
〈Converse(コンバース)〉からは3型のChuck 70が登場。アッパーの後ろ半分が中国の着物を縫い合わせたようなパッチワーク風デザインのもの、ビビットなオレンジに爆竹のイラストをあしらったもの、Air Jordan 1 Lowと同じくブラックとレッドを採用したものと、それぞれが個性豊かなデザインに仕上がっているが、アンクルパッチは水引をモチーフとしたデザインで統一されている。
さらに本コレクションはフットウェアだけでなく、フーディーやジャケットなどのアパレルも数多く展開。今シーズンからパートナーシップを締結したリヴァプールFCのトレーニングウェアや、Kyrie Irving(カイリー・アービング)のシグネチャーラインとのコラボアイテム、漢服を表現したウィメンズ用ドレスなどが用意されているそうだ。
“Chinese New Year”コレクションのいくつかのアイテムは既に中国で先行販売されているが、 Air Jordan 1 Lowは1月31日(現地時間)に発売されるなど、各アイテムごとにリリース日は異なる模様。日本展開については現段階では明らかになっていないので、オフィシャル情報が入り次第お届けする。