アジアの現代アートシーンを牽引するス・ドホがロンドンの Lehmann Maupin で個展を開催中
『金沢21世紀美術館』にも作品が展示されている“ファブリック・アーキテクチャー”でおなじみの韓国人アーティスト
アジアの現代アートシーンを牽引する韓国人アーティスト 徐道濩(ス・ドホ)が現在、ロンドンのギャラリー『Lehmann Maupin(レーマン モーピン) 』でエキシビションを開催中。会期は2月20日(現地時間)まで。
1962年生まれの徐道濩は、数万体の樹脂製の人型彫刻を用いたインスタレーションや、空間をスーツケースに納めて運ぶことを着想源に半透明の薄い布地を駆使した建築的作品“ファブリック・アーキテクチャー”シリーズなどで知られるアーティスト。“ファブリック・アーキテクチャー”は、5月まで『金沢21世紀美術館』で開催されている“スケールス”でも作品が展示されているのでご存知の方も多いだろう。
今回の個展も“ファブリック・アーキテクチャー”シリーズのもと、原寸大の部屋をはじめ、照明器具やカセットなど日常で目にするアイテムから懐かしの器具までさまざまなオブジェが再現。他のシリーズと同様に、本展でも彼は公的領域と私的領域を明確に定義する境界線とは何かを追求しながら、グローバル社会における個や個の役割について模索している。
気になる方は、英語にはなるが『Lehmann Maupin』の公式オンラインサイトをチェックしてみよう。
Lehmann Maupin
1 Cromwell Place
South Kensington
SW7 2JE London

















