北欧を代表するメタルバンド Children of Bodom のフロントマン アレキシ・ライホが死去

20年以上にわたりシーンを牽引してきた偉大なレジェンドの早すぎる死

ミュージック
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2020年に事実上の解散となった北欧を代表するメロディックデスメタルバンド Children of Bodom(チルドレン・オブ・ボドム)の元フロントマン Alexi Laiho(アレキシ・ライホ)が死去した。享年41歳。死因は明らかにされていないが、長年にわたり健康問題に苦しんでいたという。

1979年にフィンランド・ヘルシンキ郊外で生まれたAlexi Laihoは、7歳からヴァイオリンの演奏を嗜みクラシック音楽を好んでいたものの、次第にハードロック・ヘヴィーメタルへと傾倒。1993年に学校の友人らと共にロックバンド Inearthed(インアースド)を結成し、1997年に1stアルバム『Something Wild』をリリースするタイミングで、バンド名をフィンランドのボドム湖で起きた未解決殺人事件にヒントを得たChildren of Bodomへと変更。Laihoの特徴的な歌声と高度なギタースキル、そしてキーボードを取り入れた北欧らしいスピード感のあるメロディックなデスメタルサウンドがすぐに人気を博し、4thアルバム『Hate Crew Deathroll』はフィンランドのアルバムチャートで1位を獲得するなど、国内では広く知られたバンドとして20年近く活躍していた。しかし、2019年に主要メンバーが相次いで脱退し、翌年Laihoも新バンド Bodom After Midnight(ボドム・アフター・ミッドナイト)を結成したことでChildren of Bodomは事実上の解散となり、新バンドでの活動を本格化させる前にLaihoは帰らぬ人となってしまった。

だが既に3曲は収録済みで、ミュージックビデオも1本撮影されており、彼の死を偲び2021年中にはリリースされるという。

北欧のメタルシーンを20年以上にわたり牽引してきた偉大なレジェンドの早すぎる死。『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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