2020年の国内家庭用ゲームソフトの売上ランキングが発表

ゲーム総合情報メディア『ファミ通』が、2020年の国内家庭用ゲームソフト（パッケージ版のみ）とハードの売上速報を発表した。集計期間は2019年12月30日～2020年12月27日。

2020年の“ステイホーム”を物語るように、ハードの売り上げが昨年対比116.4％の1,856億6,000万円、ソフトが同108.9％の1,817億2,000万円、合計で同112.5％の3,673億8,000万円を記録。ハード/ソフトともに前年比プラスとなるのは、2017年以来3年ぶり。

年間ソフトランキングでは、世界的トレンドとなった『あつまれ どうぶつの森』が約637万8,000本を販売し、他のタイトルに大きく差をつけ首位を獲得。Nintendo Switch本体の慢性的な品薄状態の要因となった。続く2位には『リングフィット アドベンチャー』、3位には、4年ぶりのシリーズ最新作「桃太郎電鉄 ～昭和 平成 令和も定番！～』がランクイン。その後は4位『ファイナルファンタジーVII リメイク』、5位『ポケットモンスター ソード・シールド』、6位『マリオカート8 デラックス』、7位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、8位『Minecraft』、9位『世界のアソビ大全51』、10位『スーパーマリオ 3Dコレクション』と10作品中9作品がNintendo Switch作品という独占ぶりが顕著となった。ハード市場では、Nintendo Switchが2機種合計で約595万7,000台を売り上げ、2017年から4年連続で年間販売台数1位に。11月に発売されたPlaystation 5は、約25万5,000台を売り上げた。