米マクドナルドが1日中朝マックを注文できる “All-Day Breakfast” の中止を検討
1人の朝マックファンとしてはぜひとも続けて欲しいところだが……

“正直一番おいしいマクドナルドのメニューランキング”では残念ながらトップ10入りを果たさなかったものの(フィレオフィッシュは除く)、「Mcdonald’s(マクドナルド)」の朝マックメニューは一部の熱狂的なファンを抱えている(筆者も)。それは本国アメリカも同様で、2015年からはエッグマフィンなど一部のブレックファストメニューを終日注文できる“All-Day Breakfast”を導入しファンを歓喜させていた。しかし、今この“All-Day Breakfast”が終了の危機にあるという。
そもそも“All-Day Breakfast”は導入当初から社内ではネガティブな意見が多かったそうだ。というのも、ブレックファストメニューは通常メニューに比べ単価が安いために注文が集中し平均販売単価が下がるというリスクに加え、エッグマフィンなどは通常のハンバーガーとバンズが異なることからキッチンでのオペレーションが複雑化し生産効率も低下するというごもっともな理由から。
そして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で店頭販売が制限された2020年3月末のタイミングで“All-Day Breakfast”を試験的にストップしたところ、現場からはよろこびの声が上がり営業成績も特段下がらなかったそうだ。またここ数カ月はデリバリーサービスをはじめる店舗が急増したことで市場が激化し、よりオペレーションを簡素化し数を捌く必要が高まっているという。以上のことから現在「Mcdonald’s」は“All-Day Breakfast”を中止の方向で動いているそうだが、1人のファンとしてはぜひとも続けて欲しいところである。
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