GAP が第2四半期で苦戦を強いられるも下期に挽回する意向を示す

同社のeコマースの急成長を見込んでのこと

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Kanye West(カニエ・ウェスト)率いる〈YEEZY(イージー)〉とのパートナーシップを締結した「GAP(ギャップ)」が、2020年第2四半期の収益レポートを発表。前半で営業損失を記録したものの、今後に向けて前向きな意向を示している。

第2四半期の売上は前年同期比18%減で32.7億ドル(約3,455億円)までに落ち込み、6,200万ドル(約66億円)の純損失を抱えた「GAP」だが、最高経営責任者 Sonia Syngal(ソニア・シンガル)は堅調な足どりで売上は伸びることを見据えているという。また、変化し続けるマーケットに対して同社の傘下にある〈GAP〉〈Old Navy(オールド ネイビー)〉〈Banana Republic(バナナ リパブリック)〉〈Athleta(アスレタ)〉を含むブランドの適応能力の可能性についても触れながら、eコマースの急成長を主な根拠として提示。さらに「GAP」のオンラインでの売上は前年比95%増で、165%増の新規顧客獲得に成功し、オンラインサイトで購入する新規顧客は350万人増加した。第2四半期の終わりには、第1四半期を10億ドル(約1,056億円)上回る約22億ドル(約2,322億円)の手元資金が残ったという。一方、店舗の売上はコロナ渦による店舗閉鎖の影響により、48%減を記録した。

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Gap Inc.

先述のSonia Syngalは「第2四半期のオンライン上での好調な業績の背景には、私たちのブランド、提供する商品やカスタマーエクスペリエンスに対しての顧客様の満足度が反映されています。特に現在、変化し続ける環境に合わせて迅速な対応を行っているので。eコマースのビジネスを倍にしたことで、顧客全体の約50%が弊社のオンラインサイトで購入しており、まさにデジタル化への変換に対応できていることが分かるでしょう。私たちが展開する目的主導型のライフスタイルブランド、ビジネスの規模や備え持つデジタル化への適応能力は、現在の状況を乗り越え、将来にわたって成長を見込むことができるでしょう」とコメント。

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