巨匠 フランク・ゲーリーが巨大なコンサートホール2棟のコンセプトデザインを公開
カリフォルニア州・ロサンゼルスのダウンタウンに位置する
2019年10月31日にオープンした韓国・ソウルの複合型ブティック『Louis Vuitton Maison Seoul』を手掛けた建築家 Frank Gehry(フランク・ゲーリー)。今回はアメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルスのダウンタウンに建設予定の巨大なコンサートホール2棟のコンセプトデザインを公開した。
本コンセプトデザインでは、ガラス張りの外観が印象的な1,100人を収容できるコンサートホールとダンスのパフォーマンス、オペラや実験的なパフォーマンスを開催するためのキャパシティー700人の多目的ホールが登場。シアター型円形ホールにデザインされた後者の内装は、『Colburn School(コルバーン・スクール)』と『Los Angeles Chamber Orchestra(ロサンジェルス室内管弦楽団)』の公演会場としても使用可能。両コンサートホールは、音楽院、プレカレッジ、パフォーミング・アーツ・スクール、ダンス学院の4部門で構成されている教育機関 『Colburn School』のキャンパス拡張計画の一環として新設されるとのこと。『Los Angeles Times』によると、総予算は約3億1,000万ドル(約328億円)で、ファンドレイザーによる資金調達は現在行われていないものの、両コンサートホールの建設は進行中だという。
コロナ時代を想定した最先端の映画鑑賞用シートのコンセプトデザインも合わせてチェックしておこう。