Facebook が仮想オフィス “Infinite Office” のコンセプトを発表
テレワークも新時代に突入
9月16日(現地時間)に開催されたオンラインイベント「Facebook Connect 2020」にて「Facebook(フェイスブック)」社は、自宅作業の生産性を向上させるべく、スタンドアローン型VRヘッドセットの最新モデル Oculus Quest 2に対応するバーチャルオフィスサービス “Infinite Office”のコンセプトを披露した。
“現実世界だけでなく仮想空間にも生産性が必要だ”という「Facebook」は、スタンドアローンタイプのVRヘッドセットの代表格であるOculus Questの後継機 Oculus Quest 2を用いて複数の画面に目を向けながら、マルチタスクをこなす事が可能な作業環境 “Infinite Office”を実現するという。まさにデスクトップと同様の擬似体験ができ、より作業の効率を測るべく、マウスやキーボード製品が主力の「Logitech(ロジクール)」社と提携し、“Infinite Office”内のディスプレイに直接入力をすることができるキーボード K830も開発されるとのこと。そのほか、プロモーションビデオでは、“Infinite Office”内のディスプレイに着信通知が表示され、デスクに置いてある携帯で電話に応答することが可能な現実世界を統合したパススルー機能も備えられる予定だという。また、ARを駆使した異なるデバイス間でコミュニケーションが取れるコラボレーションプラットフォームを手掛ける「Spatial(スペイシャル)」社など外部の企業との初期的な実験を開始しているそうだ。
今後どのような機能が追加されていくのか期待しながら詳細を待つとしよう。年内中にリリースされるOculus Quest 2と共に、このバーチャルオフィスサービス “Infinite Office”の機能の実験的リリースも行われる模様。
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