UPDATE：A$AP Ferg の脱退を巡るお家騒動が A$AP Mob で勃発
肝心のFerg本人は我関せず状態（UPDATE：新曲で一連の騒動についてリアクション）
UPDATE（2020/10/5）：先月、A$AP Fergを巡るA$AP Mobのお家騒動をお伝えしたが、結果A$AP Fergはまだ所属しているとのこと。しかし、A$AP IllzがSNSに投稿していたように揉め事が実際にあったことをニューヨークのラジオ局「Hot 97」の番組で認めている。また、当初A$AP Fergはこの騒動についてコメントを発表していなかったが、新曲“Big A$AP”で「A$APのリーダーをどうやって追い出すっていうんだ？」とラップしているので気になる方は下のプレーヤーから1度聴いてみよう。
ORIGINAL（2020/9/3）：ニューヨーク・ハーレムを拠点とするヒップホップ・コレクティブ A$AP Mob（エイサップ・モブ）。2006年に故 A$AP Yams（エイサップ・ヤムズ）らを中心に結成され、現在ではA$AP Rocky（エイサップ・ロッキー）をはじめラッパーやプロデューサー、ビートメイカー、フィルマー、デザイナーなど十数名が所属し、そのクリエイティブな活動と合わせてクルーへの愛が極めて強いことでも知られている。しかし、そんな彼らの間で人気ラッパー A$AP Ferg（エイサップ・ファーグ）の脱退を巡るお家騒動が勃発しているようだ。
事の発端は8月31日（現地時間）、A$AP Mobの創設メンバーの1人であるA$AP Illz（エイサップ・イルズ）が『Instagram』に投稿した「Fergはもうメンバーじゃないんだ、みんなごめんな。あいつはクルーのフリをしていただけで、アイディアを盗むのは忠実でもリアルでもない」という内容。続けてFergからの「連絡をくれ。からかうのはよそう」というメッセージをスクリーンショットし、「連絡してだって（笑）」とコメントを付け掲載（現在は削除済み）。これを受け〈VLONE（ヴィーローン）〉を手がけるA$AP Bari（エイサップ・バリ）も、「Illzが言ったことはその通りだ。彼はクルーを結成したメンバーの1人だし、彼がいなければA$AP Mobは存在していなかった」とコメントを発表したことから、Fergはすでに脱退しているものだと思われていた。
しかしここにきてA$AP Nast（エイサップ・ナスト）が『Twitter』で、FergがA$AP Mobを脱退することを否定。肝心のFerg本人にいたっては本件に対してのコメントを発表するどころか、『Instagram』でNas（ナズ）の投稿をリポストしたりと我関せず状態であり、本当に脱退したかどうかは現時点で不明となっている。
THE TRAP LORD WAS NOT AND WILL NOT BE KICKED OUT OF A$AP FALSE NEWS EVERYBODY GO HOME NOW #ASAPFOREVER
— EL SUCIO GUAPO (@ASVPNVST) September 2, 2020
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