南野拓実が待望のリヴァプール移籍後初ゴールを獲得
1892年創設のクラブで初の日本人得点者に

昨年12月、オーストリアのザルツブルクからイングランド・プレミアリーグのリヴァプールへと電撃移籍した南野拓実。鋭いゴールへの嗅覚を買われ加入するも、イングランドのフィジカルを活かしたプレースタイルや世界トップクラスの選手たちとの共存の難しさなどからゴールやアシストといった目に見える結果を出せずにいたが、移籍から15試合目にしてようやく初ゴールを決めた。
待望の瞬間は8月29日(現地時間)に行われた、プレミアリーグの2020-21シーズンの開幕を告げる重要な「The FA Community Shield(FAコミュニティ・シールド)」のアーセナル戦の後半に訪れた。前半12分に先制点を献上したリヴァプールは後半に入ってからも悪い流れを断ち切れず、後半14分に南野を投入。すると後半28分、ゴール前の混戦から南野が右足を振り抜き貴重な同点弾を奪取。その後試合はPK戦までもつれ、南野は4人目のキッカーとしてきっちり決めるも惜しくも4-5で敗れ、アーセナルにシーズン初のタイトルを明け渡す結果となった。
移籍当初は南野の加入に懐疑的なコメントもあったが、この試合では途中出場ながら多くのメディアでチームトップの評価を獲得。昨シーズンを0ゴール0アシストという不甲斐ない結果で終えていただけに、今シーズンの爆発に期待したい。
A memorable moment for @takumina0116.
His first goal for the Reds 🔴 pic.twitter.com/38myE0al8q— Liverpool FC (@LFC) August 30, 2020
そういえば、リヴァプールが今シーズンから〈Nike〉の手がけるユニフォームを着用しているのはご存知?