UPDATE:The Notorious B.I.G. の“あの王冠”や高校生の 2Pac が綴ったラブレターなどがオークションに出品

ヒップホップファン垂涎のアイテムが100品近く出品(UPDATE:“あの王冠”が驚きの価格で落札)

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UPDATE(2020/9/17):今回のオークションの目玉商品だったThe Notorious B.I.G.の王冠が、予想落札価格の3倍近い594,750ドル(約6,250万円)で落札。このプラスチック製の王冠はもともと6ドル(約630円)だったことから、10万倍近い付加価値が発生したというヒップホップ界のレジェンドらしいさすがの結果となった。

ORIGINAL(2020/8/30):世界的なオークションハウスで知られる『Sotheby’s(サザビーズ)』が、アメリカのヒップホップレーベル『Tommy Boy Records(トミー・ボーイ・レコード)』で1990年代に社長を務めていたMonica Lynch(モニカ・リンチ)と共催し、初めてヒップホップにフォーカスしたオークションをニューヨークで開催すると発表。ファン垂涎のアイテムが100品近く出品されるという。

1980年代半ばから90年代半ばまでのいわゆる“ヒップホップ黄金期”のアイテムを中心に扱う本オークション。中でも“ヒップホップ東西抗争”で凶弾に倒れた2Pac(トゥパック)とThe Notorious B.I.G.(ザ・ノトーリアス・B.I.G.)の2人のアイテムは要注目だろう。2Pacは高校時代の元恋人 Kathy Loy(キャシー・ロイ)と交わした22通のラブレターが出品。彼女への詞的な愛情表現はもちろん、駆け出しのラッパーとして将来への不安を抱える内容も綴られた資料としても貴重なものだ。一方Biggieは、死去する3日前に撮影された最後のポートレートとして知られる“King of New York(K.O.N.Y.)”で使用された王冠が出品。撮影を担当したBarron Claiborne(バロン・クレイボーン)が長年所有していたもので、2人のサインが書かれているほか36 x 40インチプリントなどがセットになってオークションにかけられることに。なおオークションの収益の一部は、ニューヨークの貧困地区で生活する若者がDJや楽曲制作を学ぶためのNPO法人などに寄付される。

9月11日(現地時間)からオークション当日の9月15日(現地時間)までは、『Sotheby’s』ニューヨークで全てのアイテムが展示されるほかウェブでも閲覧することができるので、お金に余裕のある方は公式サイトからチェックしてみよう。

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