UPDATE:Red Hot Chili Peppers の元ギタリスト ジャック・シャーマンが死去
初期のバンドサウンドを支えた影の立役者(UPDATE:Fleaがコメントを発表)

UPDATE(2020/9/11):Jack Shermanが亡くなってから3週間あまりとなるが、Fleaが沈黙を破り『Instagram』で追悼の意を表明。幾度となく衝突やすれ違いがあったものの、初めて彼の家に遊びに行った日に“ONE NATION UNDER A GROOVE(グルーヴの下では1つの国家)”という旗が飾られているのを見ながらさまざまなファンクを教えてもらった思い出を振り返ったりと、思わず目頭が熱くなるコメントを寄せている。英文にはなるがコメントは以下の通り。
ORIGINAL(2020/8/25):1983年から活動するRed Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)において2代目ギタリストを務めたJack Sherman(ジャック・シャーマン )が、8月18日(現地時間)に死去したとバンドのSNSで発表された。享年64。死因は明らかにされていない。
レッチリのギタリストといえば、破天荒な初代ギタリストの故 Hillel Slovak(ヒレル・スロヴァク)と、“現代の3大ギタリスト”の1人に称される現メンバー John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の名が真っ先に浮かぶだろうが、Jack Shermanはデビューアルバム『The Red Hot Chili Peppers』の演奏と2ndアルバム『Freaky Styley』の数曲を作曲した、いわば初期のバンドサウンドを支えた人物。しかし、破天荒なHillelに代わって入ったJackは対照的に几帳面であったことからAnthony Kiedis(アンソニー・キーディス)やFlea(フリー)と反りが合わずに脱退。だがその後も4thアルバム『Mother’s Milk』にコーラスで参加するなど親交は続き(Anthonyを精神的苦痛から訴えた過去もある)、バンドはSNSで「彼はとてもユニークなやつで、よいときも悪いときも共に過ごした全ての時間に感謝しています」と敬意を表している。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。