Nike 社が Black Lives Matter 運動をサポートする慈善活動の内容を公表

人種的平等、社会正義、より良い教育環境の形成を求め活動する団体などに寄付される

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アフリカ系アメリカ人男性 George Floyd(ジョージ・フロイド)氏が警察による暴行の末に死亡した事件に端を発し、今もなお世界中で人種差別に反対するBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)運動が続いている。2020年6月には〈Nike(ナイキ)〉〈Converse(コンバース)〉〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉が、Black Lives Matter運動とアメリカのブラックコミュニティを支援するためのチャリティー活動を行うことを表明。今回、その大規模な慈善活動の具体的な内容が明かされた。

Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)および〈Jordan Brand〉が、黒人コミュニティを支援するために、今後10年間に渡って、1億ドル(約109億円)の寄付が発表されているが、人種的平等、社会正義、より良い教育環境を実現するために役立てられるという。そのうち、100万ドル(約1億424万円)は、ニューヨークを拠点に公民権組織で法律事務所も兼ねている「NAACP Legal Defense and Educational Fund」に寄付され、追加で100万ドル(約1億424万円)が刑事司法制度の変革を求め活動する「Formerly Incarcerated & Convicted People and Families Movement(以下、FICPFM)」にも割り当てられる。50万ドル(約5300万円)は、黒人の選挙に関する啓蒙活動を行っている「Black Voters Matter Fund」に配給されるという。30以上のパートナーと連携を取りながら〈Jordan Brand〉は、恵まれない若者に教育を受ける場を与える“Jordan Wings”プログラムを同時で進行する。今件に関し、Michael Jordanは「アメリカの黒人コミュニティを長年悩ましてきた歴史的背景による不平等を撲滅するためにJordan Brand、Jordanファミリー、パートナーと共に団結して活動に励みます」とコメント。

一方〈Nike〉と〈Converse〉は今後4年間で慈善団体へ4000万ドル(約42億円)を寄付。「NAACP Empowerment Programs」「NAACP Legal Defense and Educational Fund」や7〜17歳の黒人女性たちに学習機会を提供している「Black Girls CODE」へ100万ドル(約1億円)の資金提供がなされるという。また〈Nike〉は今後も、黒人の若者に奨学金を給付する「ジャッキー・ロビンソン財団」、スポーツを通じて若者を教育し地域社会とつなぐ支援団体「PeacePlayers」や『国立公民権博物館』のサポートをしていくとのこと。

NAACP Empowerment Programs
Legal Defense Fund (LDF)
Formerly Incarcerated and Convicted Peoples and their Families Movement (FICPFM)
Black Voters Matter (Capacity Building Institute)
Black Girls CODE
Jordan Wings Program
Jackie Robinson Foundation
Peace Players
National Civil Rights Museum

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