現代美術家・井田幸昌と nana-nana のコラボプロダクトが発売
売り上げの利益全額が「BLACK LIVES MATTER」などの団体に寄付される
PVC素材を使ったバッグでお馴染みの〈nana-nana(ナナナナ)〉が、現代美術家 井田幸昌とタッグを組んだコラボ企画 “RE:STANDARD”を発表。
井田幸昌は、1990年鳥取県生まれの現代美術家。作品の一貫したテーマは“一期一会”であり、二度とない“今”を表現する。2016年に現代芸術振興財団主催の「CAF賞」にて審査員特別賞を受賞し、2017年には「The Leonardo DiCaprio Foundation(レオナルド・ディカプリオ財団)」主催のオークションに最年少で参加。2018年には『Forbes JAPAN』による“30 UNDER 30 JAPAN”に選出される。直近では2020年2〜3月に村上隆の「Kaikai Kiki Gallery(カイカイキキギャラリー)」にて個展を開催。世界中に熱心なコレクターが存在する注目アーティストである。
“RE:STANDARD”は昨今のBlack Lives Matter運動を受けてのドネーション企画となり、売り上げの利益全額が「BLACK LIVES MATTER」「IMADR」「UN Free & Equal」に寄付される。コラボレーションの経緯や今回の企画に込めた想いを両者はそれぞれ以下のようにコメントしている。
nana-nana(竹之内 久人)
nana-nanaは東京(MID TOWN PROJECT)とLA(Rike international)を拠点にし世界各国でイベントや生産を行っております。私たちは「人種や性別を問うことなく、自分達が魅力を感じる方々と共に活動すること」を大切にしておりそれが当たり前だとも思っております。BLACK LIVES MATTERの反差別運動が大きくなっている今、「日本国内でも差別に対して声を上げれる環境をもっと作りたい。そして一過性ではなく継続性をもって考えられるきっかけにしたい」と考えた時に、井田幸昌氏が真っ先に頭に浮かびました。この考えを私たちと共に世界に届けられるのは、「グローバルに活躍し、媚びずに力強く素晴らしいアートを描く彼しかいない」と思い、コラボレーションを提案させていただきました。井田幸昌
現代美術家として、世界の様々な場所を舞台に活動をしてまいりました。私はアーティストは世界の写鏡のような存在であると思っていますし、今の世界や社会の変遷を理解した上で、如何に問いを投げかけていくのかが、芸術であり表現であると信じています。しかし、全ての根底には希望がなくてはなりません。こんな時代だからこそ私ができる社会貢献とは、、と考え続けた結果、今回のドネーション企画に微力ながら、尽力させていただくことといたしました。 私の作品が世界に変化を、さらに言えばたった今、人種差別にさらされている黒人コミュニティへの一助になるのであればと。人々が置かれた様々な立場、国籍、肌の色や目の色など全く関係なく、気持ちよく生きていける世界へ向けて、私は、1人のアーティスト、1人の親、1人の人間、そして皆様の友として、世界に蔓延る理不尽が少しでもなくなることを切に願っています。
展開されるアイテムは〈nana-nana〉の新作であるTシャツとトートバッグの2種類。それぞれ2色がラインアップし、価格はTシャツが7,000円、トートバッグがS:7,000円、M:9,000円、L:12,000円(全て税抜)となる。9月2日(水)から9月15日(火)までの期間『伊勢丹新宿店本店1階=婦人雑貨/イセタンシード』にて販売されるほか、公式オンランストアでは9月2日(水)から9月30日(水)まで受注販売が実施される。
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