NBA バックスが警察による黒人男性の銃撃事件を受けて試合をボイコット

同日に予定されていたプレイオフ3試合が全て延期に

スポーツ
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NBAが8月26日(現地時間)に予定されていた3試合を延期を発表した。これは、先日ウィスコンシン州ケノーシャで発生した地元警察による黒人男性 Jacob Blake(ジェイコブ・ブレーク)銃撃事件を受けてのもの。

事の発端は、Giannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)率いるミルウォーキー・バックスによるオーランド・マジックとのプレイオフ第1回戦・第5戦のボイコットである。試合開始役15分前になってコートに姿を現したのはマジックの選手と審判陣のみ。バックスの選手たちはロッカールームに待機したままだったという。ティップオフ5分前になって、マジックも4人の審判を残してロッカールームへ戻り始めた。

その後、NBAは予定されていた3つのプレイオフ第1回戦・第5戦(バックス対マジック、ヒューストン・ロケッツ対オクラホマシティ・サンダー、ロサンゼルス・レイカーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ)のリスケを発表することに。

バックスのGeorge Hill(ジョージ・ヒル)はチームの意思に関して「僕らは殺人や不正にうんざりなんだ」とコメント。本拠地であるミルウォーキーは銃撃事件の発生したケノーシャから40マイル(約64km)ほどに位置している。

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