元日本代表の内田篤人が現役引退を表明

日本フットボール史に残る名サイドバックが14年半の現役生活にピリオドを打つ

スポーツ
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日本フットボール史において歴代最高のサイドバックの1人に数えられる元日本代表の内田篤人が、32歳の若さでスパイクを脱ぐ。

内田は2006年の高校卒業後、鹿島アントラーズに入団すると2007~09年のリーグ3連覇などの実力が認められ、2010年にドイツの強豪シャルケ04に移籍。1年目から欧州No.1クラブを決めるカップ戦「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)」でクラブ史上初かつ日本人初のベスト4進出などに貢献。監督解任と怪我が重なるなどしてピッチから遠ざかる時期もあったが7シーズンを過ごし、ウニオン・ベルリンを経て2018年に鹿島アントラーズに復帰。だがその後も怪我に苦しみ、今季のリーグ戦では1試合の出場に留まっていた。日本代表としては「FIFAワールドカップ」の2010年南アフリカ大会と2014年ブラジル大会のメンバーに選出されるなど74試合に出場し、クールな見た目と闘志溢れるプレーで国内のフットボール人気に一役買う存在だった。

また数々の印象的なプレーと合わせて、シャルケ04時代に2011年の東日本大震災の翌日に行われたアイントラハト・フランクフルト戦勝利後、「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。共に生きよう!」と書いたシャツを着て被災地にエールを送った姿を思い出す読者の方も多いのではないだろうか。

14年半の現役生活にピリオドを打つラストマッチは、8月23日(日)のガンバ大阪戦。翌日には記者会見を行い、今回の決断に至った理由を自らの口で説明するという。

彼のこれまでのキャリアに敬意を表し、下のプレーヤーからシャルケ04が製作したベストプレーを振り返ってみてほしい。

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