歌姫・故アリーヤの楽曲がストリーミング解禁へと動き出す

ただし、過度な期待は禁物

ミュージック
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スワヒリ語で“最高の存在”を意味するアーティスト名の通り、1990年代を代表するR&Bの歌姫として2001年の悲劇的な飛行機事故による死後も愛され続けている故 Aaliyah(アリーヤ)。彼女は22歳で亡くなるまでの約7年間に3枚のアルバムをリリースしていたが、ストリーミングサービスではデビューアルバムの『Age Ain’t Nothing But a Number』と一部のシングル以外聴くことができなかった。しかし、Aaliyahの命日である8月25日(現地時間)に『Twitter』が更新され、彼女の遺産管理団体がストリーミングの解禁に向けて動きだしていることが明かされた。

そもそもAaliyahの楽曲がなぜストリーミングされていなかったかというと、彼女の叔父かつデビューのきっかけとなった音楽レーベル「Blackground Records(ブラックグラウンド・レコーズ)」の創設者 Barry Hankerson(バリー・ハンカーソン)が楽曲の権利者となっているのだが、彼が頑なに各プラットフォームへの提供を拒否していたから。しかしようやく折れたようで、Aaliyahの誕生日である2021年1月16日(現地時間)より「Apple Music(アップル ミュージック)」や「Spotify(スポティファイ)」などで配信が開始される予定だという。

彼女の人気再燃と再評価につながる動きはうれしいが、Hankersonはストリーミング解禁を示唆するも結局行わなかった過去があるので、過度な期待はせずに『YouTube』で公開されているいくつかのAaliyahのミュージックビデオを観て気長に待とう。

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