Zaha Hadid Architects がホンジュラス・ロアタン島に住宅を建設するデジタルプラットフォームを発表
総合エンジニアリングコンサルタント企業「AKT II」と「Hilson Moran」と共に開発
世界的なイギリスの建築事務所「Zaha Hadid Architects(ザハ・ハディド・アーキテクツ)」が、総合エンジニアリングコンサルタント企業「AKT II」と「Hilson Moran(ヒルソン・モラン)」とタッグを組み、カリブ海に浮かぶロアタン島を舞台に“Roatán Próspera Residences”と題したプロジェクトを始動した。島の気候や地形に配慮した伝統木造建築物を最新のデジタルデザイン、エンジニアリング、施工技術を用いて具現化したデジタルプラットフォームが登場。
デザインのアプローチは、最新のテクノロジーを使いこなすことで、地元の職人、商人、建設チームが有益な知識や経験を得ることができるというアイディアが根本にある。地域のサプライチェーン、物流、建設技術についての包括的な理解を得た上で、“Roatán Próspera Residences”は新たな視点からデザインを追求している。それぞれのモジューラーデザインは、ホンジュラス本土の森林認証がなされているサステイナブルな木材を使用し、デジタル情報を駆使しながら廃棄物の排出量と公害をできる限り抑制している。それだけでなく、陸に住む動植物を保護することも念頭に置いた上、建築の過程において資材やエネルギーを最低限に抑えている。「Honduras Próspera LLC(ホンジュラス・プロスペラ・LLC)」の代表取締役 Erick A. Brimen(エリック A.ブリメン)は「ロアタン島は観光地として人気です。Roatán Prósperaにより、環境に配慮したサステイナブルな資材を用いて住宅が建設されると共に、地域経済の進化と多様性が促進されます」とコメント。
Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)が設計を手がけた住宅の一つが売りに出されているニュースはチェック済み?