村上隆がコロナ禍で直面した会社倒産の危機について語る

自身の監督作品『めめめのくらげ2 マハーシャンク』の制作中止を発表

アート
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大によって、様々な業界が深刻な影響を受けているが、アートの世界も例外ではないようだ。日本を代表する現代アーティスト 村上隆が『Instagram』アカウントにて自らを取り巻く現在の状況と心境を語っている。

村上氏は、15分に及ぶこの動画内で、自身の主宰する「Kaikai Kiki(カイカイキキ)」が破産の危機に直面し、進行中だった多くのプロジェクトをキャンセルせざるを得なかった状況を明かした。その中には村上氏が監督を務める映画『めめめのくらげ』の続編『めめめのくらげ2 マハーシャンク』も含まれているという。直近9年間にわたり、莫大な費用と労力をかけて取り組まれてきた同作は、会社に大きな負担をかけてきたが、同時に村上氏の夢でもあったこのプロジェクトがあるからこそ、多くの困難を乗り越えられたという。

今後は、『めめめのくらげ2 マハーシャンク』の公開断念に至るまでの経緯に焦点を当てたドキュメンタリーシリーズを発表していくという。

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