ブルックリン区内最大級の墓地 Green-Wood Cemetery が9カ月間に渡るアーティスト・イン・レジデンスを開始

墓地にはバスキアも眠る

アート
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ニューヨーク・ブルックリンの観光名所の一つとして親しまれている区内最大級の墓地『Green-Wood Cemetery(グリーンウッド墓地)』が、アーティスト・イン・レジデンス(アーティストが一定の期間に別の土地に滞在し、普段とは異なる文化環境で作品制作などを行うこと)の開始に際し、居住者を募集することを発表。居住期間は2021年1月から9月にかけての9ヶ月間。対象は、ビジュアルや舞台芸術の業界に属するブルックリン出身のキャリアを積んだアーティストとなる。

広大な敷地内には、伝説的グラフィックアーティスト Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)を筆頭に、クラシック界とミュージカルにおいて不朽の名作を残した音楽家 Leonard Bernstein (レナード・バーンスタイン)やアーティスト/デザイナー Louis Comfort Tiffany(ルイス・カムフォート・ティファニー)などニューヨークで活躍した様々な著名人が眠っているという。

今回選抜されたアーティストは、歴史ある『Fort Hamilton Gatehouse(フォート ハミルトン ゲートハウス)』に自身のスタジオが設けられる。そこでは、行政文章から同墓地に埋葬されている19-20世紀のアーティストに関する本、ペインティング、服など、創設された1838年にまで遡るグリーンウッド墓地のアーカイブ資料にアクセスすることができる。その他の条件として、アーティストはその作品に関する講義とオープンスタジオを開催する必要があるという。2020年9月2日まで、こちらからエントリーを受付けている。気になる方は、是非チェックしてみよう。

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