『フォートナイト』主催による制度的人種差別への理解を深めるオンライントーク “We the People” が開催
ラッパー Killer Mikeを筆頭に、様々な著名人が制度的人種差別について話し合う
「Epic Games(エピックゲームス)」が手がける人気オンラインゲーム『Fortnite(フォートナイト)』が2020年7月4日(現地時間)に、制度的人種差別への理解を深めるべく、“We the People”と題したオンライントークを開催。『CNN』の政治評論家 Van Jones(ヴァン・ジョーンズ)、『Teen Vogue(ティーン ヴォーグ)』の元編集長 Elaine Welteroth(エレーヌ・ウェルタロス)や『The Atlantic(ザ アトランティック)』のジャーナリスト Jemele Hill(イェメル・ヒル)が登場。
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで警察による暴行の末に死亡したGeorge Floyd(ジョージ・フロイド)氏の事件を受け、2020年6月17日(同時間)に新シーズンをローンチした際に、ゲーム内からパトカーを意図的に削除するといった『Fortnite』の対応が話題に。今回は、若者のユーザーに多様性と人種差別の知識を蓄えてもらうことを目的に開催されたという。
制度的人種差別に関して声明を発表しているラッパー Killer Mike(キラー・マイク)も参加し、Jemele Hillとビデオ越しの対談という形で議題についてディスカッションを繰り広げている。「少しずつ前進していることは嬉しく感じている。また、その一方、George Floyd氏、Breonna Taylor氏をはじめとする犠牲になってしまった兄弟はみな殉教者であり、私たちは国の変化を求め、殉教者として活動している。新たな犠牲者の死を目の当たりにしながら、抗議をしなくても社会的平等が手に入る日を待ち望んでいる。これらの出来事を受け、抗議をしている若者が戦争時でありながら平和を保ち続けることを願う。彼らは実際に効力のある管理された組織を結成することに成功しているのだから。長期期間にわたるキャンペーンより、短期間で即座に変化をもたらそうとしている彼らを私はサポートする」
音声は英語となるが、ぜひこの機会に上記より“We the People”のフルバージョンを視聴してみよう。
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