Tesla の時価総額が TOYOTA を抜いて世界トップに

時価総額約20兆円に達し世界で最も価値のある自動車メーカーに君臨

オート
11,017 Hypes

Elon Musk(イーロン・マスク)率いる電気自動車メーカー「Tesla(テスラ)」の時価総額が約1,830億ドル(約20兆円)に達し、世界で最も価値のある自動車メーカーとしてトップに立った。

Visual Capitalist』のレポートによると、同ランキング2位は「TOYOTA(トヨタ)」で約1,760億ドル(約19兆円)、3位が「Volkswagen(フォルクスワーゲン)」で840億ドル(約9兆円)、4位が「Honda(ホンダ)」で450億ドル(約4兆8,000万円)、5位は「Daimler(ダイムラー)」で440億ドル(約4兆7,000万円)となっている。

「Tesla」は2017年時点では同ランキング上位20位にも入っていなかったものの、2019年後半からの急激な株価上昇から勢いを伸ばし、2003年の創業からわずか17年で評価額が世界一に昇り詰めたことになる。これは自動車業界にとって、様々な点において歴史的な出来事だ。まず、ハイブリッド車などではなく完全に電気自動車のみを製造するメーカーが世界一の評価を獲得したという事実。同社が創業した2003年時点ではこれは考えられないことで、今回のニュースは業界の固定概念を完全に覆した。さらに、同社の電気自動車が、同市場で独占的地位を確立しているという点。この記事によると電気自動車マーケットの米国内でのシェアは「Tesla」のModel 3の販売台数がトップとなっており、同社には現時点で目に見えるライバルが存在していない。アナリストによると、電気自動車マーケットは明らかな成長市場であり、「Tesla」は今後ますます世界中でそのシェアを拡大していくだろうと考えられている。

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