米 Sony Music が社会的正義と反人種差別のために100億円以上の基金を設立

社内でも有色人種のスタッフへのメンタル面でのサポート等を実施

ミュージック
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米「Sony Music(ソニーミュージック)」は“世界中の社会的正義と反人種差別主義のイニシアチブをサポートする”ことを目的とした1億ドル(約108億円)のファンドを立ち上げることを発表した。基金は“平等な権利を育む組織”に寄付される予定だという。

米「Sony Music」の会長のRob Stringer(ロブ・ストリンガー)はこの基金の設立について以下のような声明を発表。「人種的不正は私たちのアーティストやソングライター、そしてもちろん社会全体に影響を与える世界的な問題です。私たちはあらゆる場所で差別に反対します。私たちは基金を効果的に活用し、これらの運動に全面的に関与しているコミュニティと共に行動します」。

また「Sony Music」は先日、この6月に同社の従業員から集まった寄付を、反人種差別や黒人コミュニティを支援するための活動を行なっている団体へ寄付することを発表した。支援先の団体は「ACLU」「Black Lives Matters」「NAACP」「Minnesota Freedom Fund」「The Innocence Project」「Unicorn Riot」などが含まれる。また、同社は社内でも人種およびメンタルヘルスの専門家と提携し、有色人種のスタッフに対してメンタルヘルスサポートを実施している。さらに今後も他のエキスパートと連携しながら、引き続き様々な施策を行なっていく模様。

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