パリコレが9月の再始動に向けて動き出す
リアルなショーとデジタルを組み合わせた発表形式に
「Federation de la Haute Couture et de la Mode(フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会)」が、2021年春夏シーズンのパリ・ファッションウィーク・ウィメンズを2020年9月28日から10月6日(現地時間)に開催することを発表した。
同協会は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響により、2021年春夏シーズンのオートクチュールとメンズのファッション・ウィークの開催時期を変更。オートクチュールは2020年7月6日から8日、メンズは7月9日から13日(すべて現地時間)にオンライン上で開催する。今回明らかになったのは、ウィメンズのファッションウィークは物理的なショーに加えてオンラインプラットフォームも活用し、リアルとデジタルを組み合わせたものになるということ。参加ブランドなどの詳細はまだ発表されていない。
コロナ禍において、世界各都市のファッションウィークは新たな発表形式やスケジュールの見直しが行われている。先日も、2021年春夏シーズンのロンドン・ファッションウィークがオンラインで開催された。イタリア・フィレンツェにて行われる世界最大のメンズプレタポルテ見本市「Pitti Immagine Uomo(ピッティ・イマージネ・ウォモ)」も、当初の6月から9月に開催時期を変更している。