英国初の“ソーシャル・ディスタンス”が確保されたライブハウスが今秋オープン

“世界初の没入型音楽ベニュー”が2020年10月ロンドンに誕生

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新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対策としてイギリス政府が実施したロックダウンの結果、ロンドンのナイトライフを彩るクラブやライブハウスは依然として休業状態にある。正式な営業再開の目処が立たない中でも、多くのベニューでは営業再開に向けて着々と準備を進めている。

そんな中、ロンドンで“ソーシャル・ディスタンス”が確保された新ベニュー 『One Night Records(ワンナイトレコーズ)』が2020年10月にオープンすることが発表された。この店は“世界初の没入型音楽ベニュー”と称されるライブハウスで、10月2日から12月31日(現地時間)にかけて音楽イベント “Lockdown Town”を開催する。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の安全ガイドラインに準拠して、会場では1組4名までの入場に限定し、それぞれ到着時間をずらして入場しなければならない。マスク着用や入場時の手指の消毒も必須となる。会場内では、こまめな換気のために空調設備の調整が行われ、さらに共同バーエリアはではなく、ドライブスルー方式でドリンクやフードが提供されるという。さらに、来場者は他のグループと2.5メートル以上の距離を保つことも義務化される。

同ベニューのオープニングを飾るイベント“Lockdown Town”シリーズは、主に地元のアーティストを中心としたラインアップで、1950年代のロック、ジャズ、カントリー&ウエスタン、ラグタイムなどの音楽や“スペイン風邪”を題材としたイベントなどが行われる模様。今後、さらなるラインアップが発表されるようだ。

“Lockdown Town”シリーズのチケットは現在『One Night Records』公式サイトにて販売中。

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