ダ・ヴィンチ“最後の晩餐”が超高解像度でオンラインにて閲覧可能に

「Google」の最新技術で細部まで捉えることに成功

アート
24,093 Hypes

イタリア・ルネサンス期を代表する芸術家 Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の傑作“最後の晩餐(原題:The Last Supper)”が現代の最新技術によって、超高解像度でオンライン上で閲覧可能になった。

イギリス・ロンドン中心部にある国立美術学校/美術館の『Royal Academy of Arts(ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ)』は「Google(グーグル)」が手がける世界中の美術館の所蔵作品を鑑賞できるサービス『Google Arts and Culture』と提携し、200を超える作品をデジタル化して公開している。これらの作品のうち20点は、「Google」のArt Cameraテクノロジーを使用して超高解像度でキャプチャされたもので、細部まで詳細に確認することができる。

この度公開された“最後の晩餐”はda Vinciのオリジナルではなく、彼の生徒で弟子と言われているGiampietrino(ジャンピエトリーノ)が同作品を模写したもの。この作品は1520年ごろに制作されたとされるキャンバスに描かれた油彩画。オリジナルは伝統的なフレスコ技法ではなくテンペラ技法を取り入れて描かれた壁画だが、そのせいで耐久性が低く、所々に損傷が見られ、また原画が描かれた壁の改装工事によってJesus(イエス)の足の部分が失われてしまっている。しかし、Giampietrinoの模写作品は損傷が少なく、Jesusの足の部分やJudas(ユダ)の裏切りを暗示するとされる倒れた塩入れなどもはっきりと確認することができる。

早速、高解像度の“最後の晩餐”をこちらからチェックしてみよう。

『HYPEBEAST』がお届けするその他のアート関連情報もお見逃しなく。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。