キム・カーダシアンが Spotify とポッドキャストの独占契約を締結
Spotify でキム・カーダシアンのポッドキャストシリーズがスタート予定
Kanye West(カニエ・ウェスト)の妻 Kim Kardashian(キム・カーダシアン)が「Spotify(スポティファイ)」と音声コンテンツの“ポッドキャスト”の独占契約を締結したことを発表した。
以前にも報じた通り、「Spotify」が現在注力している新分野が英会話やニュース、コメディ、ドラマなど幅広いジャンルが揃う音声コンテンツの“ポッドキャスト”。同分野においては、現時点では「Apple Music」が優勢だが、「Spotify」は2019年に元・アメリカ大統領 Barack Obama(バラク・オバマ)とその妻 Michelle Obama(ミシェル・オバマ)の制作会社「Higher Ground(ハイヤー・グラウンド)」との複数年契約を締結し、Obama夫妻によるポッドキャストを制作するなどコンテンツの充実を図っている。さらに同社は先日、アメリカの有名なコメディアンであり、人気ポッドキャスト番組『The Joe Rogan Experience』のホストを務めるJoe Rogan(ジョー・ローガン)と1億ドル規模の契約を結んでいる。
『The Verge』のレポートによると、Kimのポッドキャストシリーズは、2019年に「Spotify」が買収した“ストーリーテリング主導のポッドキャストスタジオ”である「Parcast(パーキャスト)」のネットワーク下で配信される模様。「Parcast」は長年にわたり“Unsolved Murders” “Cults” “Serial Killers”などの人気シリーズを数多く提供しており、主に犯罪を取り巻くジャンルを扱っている。「Spotify」によると「Parcast」の視聴者の75%以上が女性だという。Kimの新しいポッドキャストシリーズは、以前に法律事務所でインターンシップを経験し、2022年には司法試験を受験予定だという彼女らしく、刑事司法制度のトピックを中心に、誤って有罪判決を受けた人々の捜査に焦点を当てる内容になるようだ。本稿執筆時点ではこれ以上の詳細は明らかになっていないものの、続報を楽しみに待っていよう。
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