音楽チャートに見るジョージ・フロイド死亡事件の影響

Kendrick Lamarの“Alright”やChildish Gambinoの“This Is America”が『Spotify』チャートを急上昇

ミュージック
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全米各地で勃発しているGeorge Floyd(ジョージ・フロイド)氏の死亡事件に対する抗議デモ。音楽業界は“#TheShowMustBePaused(ショーを一時停止しなければならない)”というハッシュタグと共に、その政治的・社会的スタンスを表明した。そして抗議活動の影響は音楽チャートにも表れている。

抗議デモに歩みを合わせるように、リリース日を前倒してドロップされた『Run The Jewels 4』は、アメリカ国内における『iTunes』チャートで第1位を獲得。また、警察による暴力などを訴えた楽曲が軒並み順位を上げているという。Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の名曲 “Alright”は、2020年6月2日(現地時間)時点の『Spotify(スポティファイ)』のグローバルチャートで26位。これは同曲の最高順位だという。Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)の“This Is America”は同USチャートの第2位となり、わずか1日で100万回再生を記録。James Brown(ジェームス・ブラウン)の“Say It Loud – I’m Black And I’m Proud”、Killer Mike(キラー・マイク)の“Don’t Die”、2Pac(トゥパック)の“Keep Ya Head Up”、Ludacris(リュダクリス)の“S.O.T.L. (Silence of the Lambs)”、Vic Mensa(ヴィック・メンサ)の“16 Shots”といったトラックが初の『Spotify』チャートへのランクインを果たしている。N.W.Aの“F*ck tha Police”は前週と比較して、再生数が272%アップ、Public Enemy(パブリック・エネミー)の“Fight the Power”も同じく89%増加しているという。

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