スイスの Art Basel がオンライン・ビューイング・ルームで開催
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で実際のイベントは中止に
世界的アートフェアとして知られるスイスの「Art Basel(アート・バーゼル)」が、2020年の開催中止を発表した。
「Art Basel」は毎年スイス・バーゼル、アメリカ・マイアミ、香港の3都市で開催される大規模なアートの見本市。中でもスイス・バーゼルで行われるフェアは最も重要なイベントとされている。同フェアは新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、当初2020年6月に開催予定だったものの、同年9月に延期していた。しかし、未だ収束が見えないパンデミックの状況を踏まえ、ギャラリスト、コレクター、専門家などとの協議の結果、今年の開催を中止することが決定した。
中止の主な理由としては、参加者の安全上のリスクや、出展者やパートナーにとっての財政的リスク、海外への渡航の難しさ、さらにスイスにおける大規模イベントの規制緩和が未だ行われていないことも挙げられている。この決定に際し、「Art Basel」グローバルディレクターのMarc Spieglerは以下のような声明を発表。「私たちはギャラリーが前例のない課題と経済的困難に直面していることを強く認識しています。9月のフェアを成功させ、アート市場の回復をサポートすることを強く望んでいました。しかし残念ながら、私たちは依然として不確実な状況に直面しています。今後の最善の方法は、私たちが来年6月に開催予定のArt Baselを、世界が期待するような国際的で質の高いフェアにすることだと思います」。
なお、中止になってしました今年のスイス「Art Basel」の代わりとして、オンライン・ビューイング・ルームを6月19日から6月26日(現地時間)までの会期で実施する予定だ。詳細はこちらから確認しよう。




















