航空各社が機内でのアルコール飲料の提供サービスを見直す
アメリカの「デルタ航空」「アメリカン航空」やヨーロッパの「KLMオランダ航空」を皮切りにアルコール飲料の提供を一時的に中止

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響により、アメリカの「デルタ航空」「アメリカン航空」やヨーロッパの「KLMオランダ航空」をはじめとする航空各社が機内でのアルコール飲料の提供を一時的に中止することを発表した。
『CNN』によると、機内飲食サービスの見直しは乗員と乗客の接触を最小限に抑えるという目的があり、マスクの着用を義務付けることで安全対策の強化を図っているという。「デルタ航空」の国際便はビール、ワイン、スピリッツのみを提供し「アメリカン航空」は長距離の国際便とファーストクラス便限定でアルコール飲料を提供する。一方、ヨーロッパにおいて、英格安航空会社「イージージェット」は、乗客の食品や非アルコール飲料の持ち込みを許可。機内の飲食サービスでは水のみを提供することに踏み切った。また「ブリティッシュ・エアウェイズ」は、短距離エコノミー便の乗客に対しアルコール飲料の提供を中止。「ヴァージン・アトランティック航空」は全面的に提供を廃止した。「KLMオランダ航空」は、ホットドリンクドリンクとアルコール飲料の提供を行わない意向を示した。そのほか、香港の「キャセイパシフィック航空」は機内食や飲料の提供を停止し「ヴァージン・オーストラリア航空」は全乗客に水と軽食を無料で提供する方針だという。
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