米国における2020年第1四半期のビデオゲームの売り上げが過去最高に

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりビデオゲームへの需要が急増

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市場調査会社 『NPD Group』のレポートによると、2020年の第1四半期(1月〜3月)において、アメリカにおける消費者のビデオゲームハードウェア、ソフトウェア、アクセサリー、ゲームカード全体への支出が約10.9億ドル(約1,170億円)以上になったことが報告された。これは2019年の同期比9%増加したと言う。この事実によって、今年に入ってアメリカの消費者はかつてないほどビデオゲームに多くのお金を費やしていることが明らかになった。

これは言うまでもなく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、人々が自宅に籠っている時間が増えたことが原因だろう。同感染症はアメリカでは今年1月末から徐々に広まり、3月中旬以来各都市のロックダウンが続いている。同レポートによると、2020年1月と2月はビデオゲームの消費は落ち込んでいたが、3月に入りすべてのビデオゲームカテゴリの売り上げが2桁増加。10.9億ドルの売り上げのうち、ビデオゲームとゲーム内のアイテム課金による売り上げが9.6億ドル(約1,028億円)に及んだことも報告されている。主に売れているタイトルは、『あつまれ どうぶつの森』『コールオブデューティ:モダンウォーフェア』『ドゥーム エターナル』『ドラゴンボールZ カカロット』『フォートナイト』『グランドセフトオート V』『NBA 2K20』などを含む20タイトル。最も人気のタイトルは圧倒的に『あつまれ どうぶつの森』。また、ハードウェアの売り上げは7億7,000万ドル(約824億8,000万円)に及び、最も売れたのは『あつまれ どうぶつの森』の対応機種であるNintendo Switchだという。ちなみに、「任天堂」は『NPD Group』に対してダウンロード販売分の売り上げを公開していないため、実際にはさらに高い売り上げを達成している可能性がある。

新型コロナウイルス感染症は未だ収束の兆しが見えないため、この状況が続けばビデオゲームに対する支出はさらに増加するだろうと予想されている。

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