米 Wendy's の1,000以上の店舗メニューからハンバーガーが消える?

“Where’s the beef?”

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現在、大手ファストフードチェーン 「Wendy’s(ウェンディーズ)」の米国内の約5分の1の店舗でハンバーガーが売り切れとなっているようだ。『NY Times(NY タイムズ)』のレポートによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって全国的な肉不足が起こっており、合計1,043店舗でハンバーガーやその他の牛肉を使用する料理をメニューから外しているという。

この事態に気付いた顧客の多くが、地元の「Wendy’s」のドライブスルーに貼り出された“売り切れ”の張り紙をソーシャルメディアに投稿。中には、何が起こっているか把握しておらず、同チェーンのキャッチフレーズ “Where’s the beef?”を引用して尋ねる者もいた。

「Wendy’s」のスポークスマンは声明で「北米全体の牛肉サプライヤーが現在、生産上の課題に直面していることは広く知られています。現在一部のレストランでは、メニューの一部が一時的に制限されている場合があります」と述べた。全米のいくつかのミートパッキング工場は、新型コロナウイルスの影響で操業停止を余儀なくされた。一方、「Kroger(クローガー)」や「Costco(コストコ)」などの主要なスーパーマーケットチェーンでは、通常の一括購入システムから、新鮮な牛肉、鶏肉、豚肉の購入制限を設けている。本稿執筆時点では、これらの供給が以前のように回復する目処は立っていないという。

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