Patagonia が“サステイナブル”なトレイルランニングをテーマとした2020年春コレクションを発表
オーガニックやリサイクル素材から生成した最新プロダクトがラインアップ
アメリカ・カリフォルニアに拠点を持つアウトドアブランド 〈Patagonia(パタゴニア)〉が“サステイナブル(持続可能)”なトレイルランニングをテーマとした2020年スプリングコレクションを発表。
1965年にYvon Chouinard(イヴォン・シュイナード)によって設立された〈Patagonia〉は、創立当初から地球環境に配慮した物作りを一貫して行なっており、環境保護活動などにも積極的に取り組んできた。そんなエコフレンドリーな同ブランドから届いた最新コレクションは、廃棄された海洋漁網を使用して製作された帽子や、フェアトレード工場でリサイクルされた天然素材を使用したマウンテンバイク用のアパレルラインなど、ブランド哲学に貫かれたアイテムが揃う。コットンのアイテムは環境再生型オーガニック認証(ROC:Regenerative Organic Certification)を受けたパイロットコットンと、プレオーガニックコットン(転換綿)を使用。また、ワークウェアのコレクションもオーガニックコットンと麻の素材から作られている。
今シーズンのハイライトは、アスリート主導のトレイルランニングギアをメンズ、ウィメンズの両方に導入したHigh Enduranceキット。このプロダクトは急激な標高と気温の変化に対応できるように設計されており、ランニングおよびクライミング用に最適な機能を兼ね備える。アクセサリーとして、20リットルと28リットルのサイズの新作デイパックも展開。溶液染めのリサイクル生地から作られ、登山やキャンプに十分な容量を備えている。その他には、2日間のキャンプ用の食事キットなども登場。簡単な食材を使って、朝食用のバナナパンケーキ、北イタリアのソウルフードのポレンタやシーフードのパエリアなどのメニューがラインアップ。
〈Patagonia〉2020年春コレクションは、近日中に同ブランド公式サイトにて販売開始予定。日本国内での展開については、本稿執筆時点では確認できていないため、まずは上のスクロールからシーズンビジュアルと新作プロダクトを見てみよう。
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