コービー・ブライアントの2000年 NBA チャンピオンリングが2,000万円を超える価格で落札
コービーが母に贈った最初のチャンピオンリング
今年1月に悲劇の死を遂げた元NBAのスーパースター Kobe Bryant(コービー・ブライアント)のNBAチャンピオンリングの一つが、オークションサイト 『Goldin Auctions(ゴールディン オークション)』に出品。スタート価格 15,000ドル(約160万円)から始まり、20回の入札後、最終的に206,000ドル(約2,200万円)で落札された。
このリングは、Kobeが所属していたロサンゼルス・レイカーズが2000年のNBAチャンピオンシップを制覇し、自身が念願の初優勝を達成した時の記念すべき逸品。当時Kobeはこの14Kゴールドとダイヤモンドで構成された2つのリングを両親に贈っており、これはそのうちの一つ。このリングはKobeとチームメイトが受け取ったエグゼクティブバージョンとは仕様が異なり、母親の着用に合わせて若干小さいサイズで造られている。40個のダイヤモンドが埋め込まれ、“LAKERS”のロゴと“WORLD CHAMPIONS”の文字やサイドに“BRYANT”の名前と背番号“8”が刻まれている。
余談ではあるが、Kobeは生前、自身の私物などがオークションに出品されることに対してあまり良く思っていなかったという。彼は2013年には、リングやその他の記念品の販売を停止するために訴訟を起こしたことがある。Kobeは最終的に、両親に2つのリングと彼が高校時代に着用していたユニフォームを含む合計6つのアイテムを販売することを許可した。今回のアイテムは、“レイカーズの大ファン”であるという匿名の個人コレクターが落札したようだ。