米 Google が在宅勤務中の従業員に10万円以上の手当を支給
在宅勤務で必要な家具や機器の購入費用をサポート
米「Google(グーグル)」が、現在進行中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックのために在宅勤務を余儀なくされている従業員全員に1,000ドル(約10万7千円)相当の手当を支給することが発覚した。
この発表は、「Google」と「Alphabet(アルファベット)」のCEOであるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)のブログの投稿で明らかになった。今年の残りの期間、同社の多くの従業員が自宅で作業を継続することを考慮して、1,000ドルもしくは米国外で働く社員には同等の金額の支給が行われ、彼らが仕事で使用するのに必要な家具や機器などを購入するための費用をサポートするとのこと。
また、希望する従業員には“永久に”在宅勤務を許可することを発表した『Twitter(ツイッター)』や、大半の従業員に対して半永久的なリモートワークを検討している「Facebook(フェイスブック)」と異なり、「Google」は段階的に、そして最終的にはオフィスでの勤務再開に固執している。Pichaiはその理由について「私たちのキャンパスはコラボレーションとコミュニティを可能にするように設計されています。実際、私たちの最大の革新のいくつかはオフィスでの偶然の出会いの結果でした。そして、これが私たちの多くが失いたくないものであることは明らかです」と述べている。同社は7月からオフィスに戻る必要がある社員と、希望者の一部が出社を再開する模様。9月からはさらに出社する従業員の割合を増やしていく見込みだ。
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