オンライン版 Frieze Art Fair NY にバスキアやキース・ヘリングの代表作が出展中
至高のアート作品が5月15日(現地時間)まで開設されるオンラインビューイングルームで閲覧可能





国際的な知名度を持つアートフェア 「Frieze Art Fair(フリーズ アートフェア)」のニューヨークのオンラインビューイングルームが5月8日から15日(現地時間)までオープン。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、様々なイベントが中止/延期もしくはオンラインでの取り組みを開始している中、同アートフェアも今年はオンラインビューイングルームを開設。これによってインターネットにアクセスできる人なら誰でも200以上の国際的なギャラリーのコレクションを探索することが可能に。「Frieze Art Fair」のグローバルディレクターであるVictoria Siddall(ビクトリア・シッダル)によると、当初オンラインビューイングルームはディーラーが物理的な見本市をそのままオンライン上に置き換えるのではなく、クライアントと接続するための追加のツールであることを意図していたと述べた。今年3月に開催された「Art Basel(アート・バーゼル)香港」に引き続き、今回のニューヨークでの「Frieze Art Fair」でも価格帯やアーティストの性別でフィルタリングする機能など、出品されている作品の価格を明らかにしている(通常、これらの価格は秘密)。展示中の作品のうち、100万ドル以上にリストされているのは合計32点で、1万ドル未満のセクターには1,500点の作品がある。
ニューヨークを拠点とする『Acquavella Galleries』は、Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)の1982年のアクリルと油彩のキャンバス作品を含む、最も高価な作品を数点販売しており、価格は550万ドル(約6億円)ほど。Keith Haring(キース・ヘリング)による1982年の無題の作品は320万ドル(約3億4,000万円)で購入可能。そのほかにも、スイスのアートギャラリー 『Hauser & Wirth(ハウザー&ワース)』からは、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)とのコラボレーションでもおなじみのGeorge Condo(ジョージ・コンド)によるドローイング作品を200万ドル(約2億1,000万円)で販売している。
上記のスクロールから主要な作品をチェックしてから、「Frieze Art Fair」ニューヨークのオンラインビューイングルームを体験しよう。
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