建築界の巨匠 フランク・ロイド・ライトが手がけた住宅が約3億円で売り出し中
歴史的な建築物を所有するチャンス
20世紀を代表するアメリカ人建築家 Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)が手がけた住宅の一つが、世界的なオークションハウス 『Sotheby’s(サザビーズ)』が手がける高級不動産ブランド 『Sotheby’s International Reality(サザビーズ インターナショナル リアリティ)』を介して売りに出されていることが明らかになった。
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスにある『Neils House』は1951年に建てられたもの。第二次世界大戦後のウソニアン様式で作られた住宅で、WrightがHenry J.Neils(ヘンリー・J・ニールズ)と彼の妻のために設計した。Wrightは、石材や建築資材の流通を手がけていたNeilsと密接に話し合ってこの住宅の設計を進めたという。そのため、Wrightが手がけた他の多くの建築物と異なり、この住宅では木ではなくアルミニウムの窓枠、大理石の壁などが使用されているという珍しい特徴を持つ。2,511平方フィートの建物には、屋内と屋外のスペースをつなぐ床から天井にまで及ぶ大きな窓が備えられ、自然光がたっぷりと降り注ぐ。家の内部には居心地の良い温かみのある色調の装飾品が空間を彩っている。Wright自身の言葉を借りると『Neils House』は“民主的なアメリカのための手頃な価格の美しい住宅”であると言える。
『Neils House』は『Sotheby’s International Reality』の公式サイトで売り出し中。価格は275万ドル(約3億円)。まずは上のスクロールでその全貌をチェックして、サイトで詳細を確認しよう。