Facebook が大半の従業員に対し半永久的なリモートワークを導入か

体制は5年から10年にわたり段階的に導入されていくという

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『The Verge』のインタビューに際し、テクノロジー大手「Facebook(フェイスブック)」の最高経営責任者 Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)は、自社に勤務する大半の従業員に対し、半永久的なリモートワークの導入を検討している意向を明らかにした。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックを受け、『Twitter(ツイッター)』社をはじめ、「Google(グーグル)」や「Facebook」など世界有数のIT企業は早い段階で従業員の在宅勤務を実施していた。また、ロックダウンが解除された際のオフィス出勤に関して『Twitter』社は希望するスタッフには出社を認めるものの、リモートワーク体制の継続を表明していた。前者と同様に「Google」と「Facebook」も、オフィス再開の準備を進めるとともに自宅で作業を遂行できる大半の従業員に対し、2020年末まで在宅勤務を継続させることを発表。

Mark Zuckerberによると、社内アンケート調査で、48,000人の従業員のうち4割が半永久的な在宅勤務へ関心を持っていると回答したという。これを受け同社では2020年後半までにリモートワークの体制を徐々に導入していき、5年から10年にかけて、大半の従業員に適応するよう目指す見通しのようだ。これが現実となれば、会社の方針として掲げていた本社付近へ移住した従業員に対する15,000ドル(約161万6,205円)のボーナス支給は取り消されることになる。また、リモートワークを選択した従業員は、物理的には世界のどこからでも仕事が可能となるが、仮に生活費や人件費が著しく低いエリアへ引っ越した場合、その地域に見合った給与に変更される旨も方針に盛り込まれているようだ。

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