映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の出演者が新型コロナウイルスのチャリティのために再集結?
約30年ぶりの再会にファン感涙
1980年代〜1990年代を代表する世界的大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの出演者たちが、約30年の時を経てオンライン上で再会を果たした。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのキャストが再集結したのは、俳優のJosh Gad(ジョシュ・ギャッド)がホストを務める『YouTube(ユーチューブ)』の番組 『Reunited Apart』。この番組は毎回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で支援を必要とする人々に物資供給しているチャリティ団体が紹介され、寄付を呼び掛けるという目的で放送されている。4月末の第1回目の放送では、映画 『グーニーズ』の出演者をゲストに迎えた。
この度、第2回目のゲストとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの出演者や制作陣がWebミーティング用アプリ 『Zoom(ズーム)』を介して登場。主人公のMarty McFly(マーティ・マクフライ)役のMichael J. Fox(マイケル・J・フォックス)や“Doc(ドク)”ことDr.Emmett Brown(エメット・ブラウン博士)役のChristopher Lloyd(クリストファー・ロイド)をはじめ、Martyの母親役のLea Thompson(リー・トンプソン)、恋人Jennifer(ジェニファー)役のElisabeth Shue(エリザベス・シュー)、Clara Clayton(クララ・クレイトン)役のMary Steenburgen(メアリー・スティーンバージェン)らが出演した。また、同シリーズ監督のRobert Zemeckis(ロバート・ゼメキス)、脚本/プロデューサーを務めたBob Gale(ボブ・ゲイル)ら製作陣も集合。さらに、同シリーズの大ファンであるというJ.J. Abrams(J.J.エイブラムス)もサプライズで登場した。出演者たちは撮影当時の思い出を語り合ったり、それぞれがお互いに質問しあったり、また映画の名シーンを再現する場面もあったりと、ファンには見所たっぷりの放送になっている。
今回の放送の結果、新型コロナウイルスの医療従事者を支援する慈善団体 「Project Hope」には、7,000ドル以上の寄付が集まった。同番組はこれからも寄付を継続していくようだ。
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