Amazon が医療従事者を優先としたフェイスシールド 20,000個の製造を発表

同社で販売されている再利用が可能なフェイスシールドの約3分の1の価格で提供されるという

テック&ガジェット
4,120 Hypes

10年以内には史上初のトリオネアになる可能性が囁かれている「Amazon(アマゾン)」の創業者であり最高経営責任者(CEO)のJeff Bezos(ジェフ・ベゾス)。そんな世界随一の富豪の率いる同社が、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)と最前線で闘う医療従事者をサポートするため、不足するフェイスシールドの大量生産を発表した。数週間後には20,000個を製造する予定だという。このフェイスシールドは医療従事者へ行き渡った後に一般販売されるようだ。

「Amazon」の代表者によると、当初はテクニカルプロジェクトマネージャーとワシントン州を拠点に3Dプリントの作業に携わる人々の小規模なプロジェクトとして始まった。現在は同社のドローン開発チームも動員し、製造に着手しているという。過去に医療機関におよそ10,000個のフェイスシールドを寄付した「Amazon」ではあるが、今回は製造施設を改良し、外部の製造メーカーと共に生産を行っているという。同社のロボティクス部門で副社長を務めるBrad Porter(ブラッド・ポーター)は、「効率良く大量生産ができるよう、細かいデザインのディテールが登録されているオープンソースを駆使し、3Dプリントと射出成形を行っている。これにより、個人や大企業など誰でもソフトウェアにアクセスすることができ、コミュニティーの要求に応じて工場で製造することが可能になる。同時に、人々の安心感と信用が得られるよう注力を注いできた。医療従事者と連携をとり、改良された新たなデザインはNIH(アメリカ国立衛生研究所)により許可が降りた」とコメント。現在、同社で販売されている再利用が可能なフェイスシールドの約3分の1の価格で提供されるという。

『HYPEBEAST』がお届けするその他最新のテック情報もお見逃しなく。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。