Rolex をはじめとするスイスの3大時計メーカーが2020年の新作発売を延期
スイスを代表する 〈Rolex〉〈Tudor〉〈Patek Philippe〉の新作は年内にリリース無し?
スイスを代表する3大時計メーカー 〈Rolex(ロレックス)〉〈Tudor(チューダー)〉〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉の3社が、2020年に発売予定だった新作のリリースが延期になることが、『Hodinkee』のレポートで明らかになった。
先日お伝えした通り、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、〈Rolex〉はスイスの工場を一時閉鎖を余儀なくされており、〈Tudor〉〈Patek Philippe〉も同様の措置が取られている。また、今年4月30日から開催を予定していた世界最大級の時計/宝石見本市 「Basel World 2020(バーゼル ワールド 2020)」が延期となり、日程が2021年1月28日(ともに現地時間)に変更された。前回の「Basel World 2019」は2019年3月に行われたため、先の3ブランドから次回の「Basel World」まで新作の発表がない場合、22か月の間リリースが無い可能性がある。このような事態は、近年では前例の無いこと。しかし、3社とも2021年までリリースがないと明言していないことから、現在の状況が変化した場合、新しいコレクションがドロップされる可能性もある。
この3社がもしオフサイクルで新作を発表することを決定した場合、ファンにとっては嬉しいニュースだが、業界の専門家は3ブランドが「Basel World 2021」から撤退する事になると予想しており、同フェアにとっては大きな打撃になるだろうと思われる。
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