Gamevice が特許権侵害で任天堂を再び提訴

両社の争いは続く…

エンターテインメント
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任天堂」が現在世界中で支持を集めている同社のゲーム機 Nintendo Switchをめぐって、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くタブレット周辺機器メーカー 「Gamevice(ゲームヴァイス)」から再び訴訟を起こされていることが明らかになった。

2017年、「Gamevice」は同社の開発した着脱可能なゲームコントローラーと、Nintendo Switchのコントローラー Joy-Conのデザインが酷似しており、「任天堂」が特許を侵害しているとして、Nintendo SwitchとJoy-Conの生産と販売の中止および損害賠償を求めて米連邦地方裁判所に提訴した。この後、この裁判については結果が出る前に原告の「Gamevice」側が訴えを取り下げていた。2018年になって、米国際貿易委員会(ITC)に場所を移して申し立てをおこなうも、調査が行われた結果棄却。さらに、2020年3月に特許公判審判部(PTAB)に上訴したが、こちらも棄却されている。

この争いに終止符が打たれたかと思いきや、「Gamevice」は再びITCに特許権侵害を申し立てたという。今回の根拠となる特許は以前とは別のもので、2019年8月に登録されたものだと報告している。「Gamevice」は、「任天堂」に対して限定排除命令および停止命令を発行し、Nintendo Switchの米国内への輸入を差し止めるよう要求しているようだ。

「Gamevice」の一方的とも言えるこの訴えによって、両社の争いはこれからも続きそうだ。結果は明白だと思われるが、今後の続報を待とう。

「任天堂」がNintendo Switchの日本国内での出荷停止を発表したのはご存知?

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