Nike が“世界で最も価値のあるアパレルブランド”ランキングで6年連続1位を獲得

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により今後は厳しい状況に

ファッション
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イギリス・ロンドンに本社を持つリーディングカンパニー 「Brand Finance(ブランドファイナンス)」が公開した“BRAND VALUE REPORT APPAREL 50 2020 RANKING(2020年度版世界で最も価値のあるアパレルブランドランキング50)”で、〈Nike(ナイキ)〉が1位を獲得したことが明らかになった。

〈Nike〉は6年もの間、1位の座を死守しており、そのブランド価値は1月1日(現地時間)の時点で既に348億ドル(約3兆7,500億円)に達し、2019年より7%上昇している。同ブランドの評価は高まっているものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行の影響により各国に位置する店舗の閉鎖を余儀なくされているため、アパレル部門のブランド価値は20%低下する可能性があるという。

〈Nike〉のライバルである〈adidas(アディダス)〉は、ブランド価値が1%減少の165億ドル(約1兆7,800億円)となり、前年に引き続き3位に留まっている。〈Gucci(グッチ)〉は前年の5位から躍進を遂げて、2位を獲得。その価値は176億ドル(約1兆9,000億円)となり、ラグジュアリーブランドの中ではトップ。一方、〈ZARA(ザラ)〉は前年の2位から6位に急落したが、ファストファションブランドの中ではトップを維持している。

また、同レポートによると、新型コロナウイルスの影響によって今後アパレルブランド全体の価値は最大1兆ドル下落する可能性があると警告している。「Brand Finance」のRichard Haigh(リチャード・ヘイ)は、「これらのブランドは、店舗や工場の閉鎖、サプライチェーンの破綻により、かつてないほどの経済的な危機に直面しています。先行き困難な激動の旅に備える必要があるでしょう」と語っている。

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