New Balance が米国内の工場で週に最大10万個の医療用マスクを生産中

同時にガウンやフットカバーなども開発中

フットウエア
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先日お伝えした通り、〈New Balance(ニューバランス)〉は現在、医療用のフェイスマスクの生産を進めている。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が進行する状況を受けて、アメリカ国内でPPE(Personal protective equipment:個人用保護具)に対して緊急に需要が高まり続けているため、同社は国内にある5つの工場のうち、マサチューセッツ州ローレンス工場と、メイン州ノーリッジウォッグ工場にて医療用のフェイスマスクの開発、製造を実施している。地元の医療機関や研究開発機関と協議し、フェイスマスクのプロトタイプを1週間で製造。4月中旬までに、2つの工場で合わせて、週に最大10万ユニットのマスクを製造することを目標としている。「FDA(Food and Drug Administration:アメリカ食品医薬品局)」の要件を理想的に満たし、この基準を必要とする最前線の医療スタッフが安心して使用できる製品を実現するために、同プロダクトの設計と材料の仕様を同時に進化させているという。また、同社は並行してガウンやフットカバーなど、他のPPEの要求にもR&Dチームと迅速に対応し、3Dプリント技術を利用したプロトタイプを開発中とのこと。

〈New Balance〉はプレスリリースの中で、「フェイスマスクは損益分岐点の価格設定や寄付を追求しています。商業的な目的ではなく、この経済的および公衆衛生の危機の中で、多くの従業員たちが誇りを持って取り組んでいます」と語っている。なお、現在フェイスマスクの供給はアメリカ国内のみの予定。

〈Chrome Hearts(クロムハーツ)〉がマスクなどの防護用品の生産に着手しているのはご存知?

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