佐藤オオキ率いる nendo の最新プロジェクト “階段の家”が公開
巨大な階段で“内部と庭”、“家族同士”を繋ぐ二世帯住宅が誕生
日本が誇るプロダクトデザイナー 佐藤オオキ率いるデザインオフィス「nendo(ネンド)」が手がけた最新プロジェクト “階段の家”が公開された。
“階段の家”は、東京の閑静な住宅地に建つ二世帯住宅。敷地の周囲を住宅やアパートなどが取り囲んでいることから、建物のボリュームを敷地の北側に寄せ、南側に庭のスペースを確保し、南面をできるかぎり大きく開くことで採光や通風、そして庭の緑を積極的に生活空間に取り込んだ造りに。このような配置設計を実現することにより、先代から愛されてきた既存の柿の木を残すことに成功。その名前の通り建物の中央に大きく配された階段が印象的な住宅は、上り下りの負担に配慮し、高齢の両親の住まいは1階、夫婦と子供の三人家族は2〜3階で暮らすように設計されている。建物上部は緑の豊かな温室のような半屋外スペースとなり、この階段と随所に配された植物によって上下階が斜め方向に緩やかに繋がり、三世代の家族がお互いの気配を感じながら生活できる空間を実現している。
“階段の家”の全貌は上記のスクロールからチェック。詳細は「nendo」公式サイトから確認しよう。
アウトドアブランド〈Snow Peak(スノーピーク)〉が隈研吾の設計による体験型複合施設を長野県白馬村にオープンしたのはご存知?