アメリカの水族館/博物館が『あつまれ どうぶつの森』内でバーチャルツアーを開催中

「任天堂」が開発したゲーム機 Nintendo Switchの大人気ゲーム 『あつまれ どうぶつの森』内のバーチャル博物館で、ツアーを開催していることが話題になっている。

同ゲーム内では、フクロウのフータが館長を務める博物館が存在しており、その中には化石などの様々な展示物が閲覧できることで知られている。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、現実に世界中の美術館/博物館などの施設が一時的な閉鎖を余儀なくされている中、アメリカ・カリフォルニア州に位置する『モントレーベイ水族館』や、イリノイ州シカゴにある『フィールド自然史博物館』が同ゲーム内でバーチャルツアーを開催中。

『モントレーベイ水族館』では、職員たちが同ゲームをプレイしている様子を『Twitch（ツイッチ）』上で配信。登場する魚を解説するなど、実際の水族館で行われている館内ツアーのような案内が体験できる。同水族館のソーシャルメディアチームのEmily Simpson（エミリー・シンプソン）およびコンテンツクリエーターのPatrick Webster（パトリック・ウェブスター）は、今回の取り組みについて以下のように語った。「COVID-19が原因で多くの施設が閉鎖されたため、ゲームは水族館や他の美術館が毎日行っていること、その中心にあるものを行うための仮想的な体験ができます。このゲームをプレイしているとき、まるで展示ホールに戻ったような気分になります。新しいことを発見し、それを世界と共有することに喜びを感じています」。

また、『フィールド自然史博物館』のEmily Graslie（エミリー・グラスリー）は、「誰もが自分の島で発見された新しい生物の発見者（そして寄付者！）になります。皆さんは多様性を文書化し、カタログ化するための作業に参加することができます。私は、皆さんがゲームの中で得た好奇心やスチュワードシップをほんの少しでもゲームの外へ持ち出してくれることを願っています。また、私たちのためにこれらの作業を現実の世界で毎日行っている数百人から数千人の美術館の従業員や研究者たちに感謝の気持ちを抱くようになることを願っています」。

このバーチャルツアーに興味がある方は、『モントレーベイ水族館』の『Twitch』チャンネルをチェックしてみよう。

『Twitter（ツイッター）』が公式ブログで“2020年に最もつぶやかれたゲームタイトル”を発表したのはご存知？

Yaaay this was so much fun!! THANK YOU SO MUCH to @Ehmee for joining in and sharing her wealth of knowledge—and thank YOU to everyone who tuna-d in!! You can watch the replay here: https://t.co/byiPlbkkFC

— Monterey Bay Aquarium (@MontereyAq) April 14, 2020