Kanye West が Forbes からビリオネアに公式認定

Kanye West（カニエ・ウェスト）が米経済誌 『Forbes（フォーブス）』からビリオネアとして公式に認められた模様。

2019年12月、同誌が発表した“世界で最も稼ぐミュージシャン”で2位にランクインしたKanye。彼は〈adidas Originals（アディダス オリジナルス）〉とコラボライン〈adidas + KANYE WEST（アディダス + カニエ・ウェスト）〉の事業の好調により、同年の年間の収入は約1億5,000万ドル（約162億円）にも及んだ。

しかし、『Forbes』が今年3月に発表した2020年版の世界長者番付にKanyeの名前が無かったことから、彼は同誌を猛烈に批判。「自分を億万長者と呼ぶのはおかしいと言われたら、俺は一年間自分の名前を法的に“Christian Genius Billionaire Kanye West”に変更するかもしれない」。Kanyeは、同誌が自分の人種のせいで意図的に彼をリストから除外したとして非難した。

これを受けて、『Forbes』はKanyeの“three comma club（スリー・カンマ・クラブ：10億ドル以上の資産を所有している人たちのクラブ）”への受け入れを証明するため、最終的に彼から財務記録を受け取ったことを明らかにした。彼の内部チームが提出した資産の声明によると、Kanyeが1,700万ドル（約18億円）の現金と3,500万ドル（約38億円）の株を所有していることしか記載されていないようだ。しかし、〈YEEZY（イージー）〉は15億ドルの評価で成功を収めている。kanyeは〈YEEZY〉を100%資産として所有しているが、〈adidas（アディダス）〉と5年以上の契約から、約11〜15％のロイヤリティを受け取るように設定されている。さらに、彼の音楽と出版権の価値は約9,000万ドル（約97億円）、不動産は8,100万ドル（約87億円）の建物と2,100万ドル（約23億円）の土地を含み、彼の純資産は約13億ドル（約1,400億円）と見積もられている。

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